2013年 勉強会記録
2013.12
【これまでの総復習】
《Q&A》
左側:12月7日(土)、右側:12月15日(日)
※クリックすると写真を拡大して見ることができます。
12月は、これまでの振り返りとして、ブレインストーミング、Q&Aを行いました。
勉強会や臨床の現場を通じて感じていることを整理することで、次のステップへ踏み出す準備ができたと思います。
「加圧の限界値は?」
「自分の圧がどのように受け止められているかを知りたい」
という意見があり、この両者は加圧の作用(圧加減)について考え直す良質の疑問を投げかけてくれました。
いずれも今後のテーマとなる 『ディファンス』 に通じる、勉強会の最も重要な概念です。
押圧法では、物理的な圧迫とは異なる働きを利用して筋緊張の緩和を図ります。
《症例検討》
左側:12月7日(土)、右側:12月15日(日)
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2013.11
⇒ 母趾指紋部を広く使えるように、中指を置く角度を調整します。
⇒ 小指をしめることで、母指の当たりが柔らかくなります。
母指を置いた際のフィット感が変わってきます。
【仰臥位の見立て(動診)についてのまとめ】
⇒ 股関節~下肢全体の動きを見る
内返しの際に抵抗感がある場合は、外側広筋、腸脛靭帯などが緊張している状態
(それ以上、伸びる余裕がない状態)
⇒ 足関節を背屈した際に抵抗感がある場合は、腓腹筋、ヒラメ筋の筋緊張が強い状態
⇒ 下肢を倒しづらい方と反対の股関節、殿部、腰部の筋緊張が強い状態
例)左へ倒しづらい・・・右腰部、殿部の筋緊張が強い
※補足
足部(下肢全体)を内返し、外返しする際に、足関節の可動域も考慮する必要があります。
片方の足関節が緩い(可動域が広い)場合、それも踏まえて股関節の左右差の見極めが必要です。