当研究会では、定期的に勉強会を行っています。
押圧法の基礎を中心に、毎回のテーマに沿って押圧技術の向上を目指します。
また、臨床現場で効率的な治療を行うためのアプローチ方法についても検証を重ねています。
勉強会のご案内
当研究会では、3つのタイプの勉強会を行っています。
新規に入会を希望される方を対象とした「守」の段階です。
全身施術を基本として、浪越指圧をひと通り学ぶことができます。
浪越指圧を初めて学ぶ方、専門学校に在学中の方を対象としています。
受講を希望される方はご相談ください。
基本実技を修得した方がスキルアップを目指す「破」の段階です。
押圧法独自の身体操作を身につけ、治療効果を上げるための知識とスキルを学ぶことができます。毎月1回、開催しています。
有資格者を対象とした講座のため、専門学校に在学中の方はご遠慮ください。
姿勢分析やアプローチ方法を身につける「離」の段階です。
押圧法の応用操作、基本実技以外の手技療法について学ぶことができます。
不定期開催のため、ホームページ等でお知らせします。
押圧法修得の道のり
指圧(押圧法)を修得する過程では『守破離』 の段階を踏まえて指導を行います。
『守破離』(しゅはり)とは、日本における茶道や武道、芸術等の修行の段階のことを指します。
まずは、基本を繰り返し行う「守」の段階。繰り返し行うことで合理的な動きが身につくもの(基本の型)を実践します。押圧操作のひとつひとつを確実に身につけ、精度を向上させることを目指します。次いで 「破」の段階では、それまでに会得した基本の型をより洗練させて、自身の個性を磨いていきます。そして 「離」では、ひとつの形や流派にとらわれることなく、「守」・「破」を前進させて、新しい独自の道を確立する段階です。
第一段階の「守」をいかに身につけるかで、「破」・「離」へと続く、その後の自己成長の土台の大きさが決まります。当研究会では、「守」における基本の型の実践を重要視しています。
師に教えられて師に留まっていては技術の発展はなく、後継者としての存在価値はありません。師をしのぎ、伝統を超えて、より高い次元に発展成長してこそ進歩があります。